8月30日(金)は、符号理論の勉強会を行います。
テーマは
・Gabidullin符号
・ランク距離符号
・ネットワーク符号
です。
場所
千葉大学
時間
9:30-17:00
参加者(予定)
岡山大学 成瀬教授、城西大学 井沼准教授、千葉大学 杉山教授、萩原
8月30日(金)は、符号理論の勉強会を行います。
テーマは
・Gabidullin符号
・ランク距離符号
・ネットワーク符号
です。
場所
千葉大学
時間
9:30-17:00
参加者(予定)
岡山大学 成瀬教授、城西大学 井沼准教授、千葉大学 杉山教授、萩原
大学院の入学試験の1つ、
口述諮問
を受ける際に、確認しておくと良いのでは
と私個人が思っていることを幾つか挙げます。
千葉大学大学院理学研究科 数学・情報数理学コース
を念頭においていますが、他の大学や学科でも
多少なりとも意味があると期待しています。
以下、チェック事項:
□ ゼミで読んでいるテキストの「タイトル」「著者名」
を覚えている。
他に、最近読んだ専門書についても、タイトルと著者名を覚えている。
□ 学力検査に出題され、回答した問いの用語全てに対し
定義と関連する命題・定理を正確に答えられる。
また、学力検査で最後まで回答できなかった全ての問題に対し、
正しい解法を得ていて、口頭で解答できる。
□ ゼミで学んでいる内容を、面接官に説明できる。
特に、専門外の面接官にも、わかりやすく、正確に説明する。
他にも、次を語れるようにする。
読んでいるテキストの章建てと特徴。
各章や節での主要な定理。テキストの各章の繋がり。
□ 大学院入学試験に合格し、入学したのちに、
何を学びたいか説明できる。
また、在学期間の研究プランを説明できる。
□ 自分が理解できていることと、そうでないことを区別できる。
特に、わからないことは、わからないと言える。
他にも思いつき次第、更新していきます。
JST(科学技術振興機構)の支援を受け、
サイエンス・パートナーシップ・プログラム事業として、
高校生に「符号理論」の講義を行いました。
千葉大学の教員が千葉東高校の学生に
大学で学ぶ高度な数学・情報数理学を教えるという企画です。
期間は8月22,23,24日
どの日も9:00-16:00という、長丁場。
高校生のみなさんが疲れてしまうのでは、と心配していましたが、
最後まで元気いっぱいで講義を楽しんでくれていました。
講義を担当したのは、私と桜井教授。
私は理論を、桜井教授はプログラミングを、それぞれ担当しました。
以下、講義の内容です。
22日
午前(担当:萩原) 符号理論と暗号理論について、2 out of n 秘密分散方式の構成法、符号化、復号。
午後(担当:桜井) Maximaを使った整数剰余環の計算、連立一次方程式の解法。
23日
午前(担当:萩原) 整数剰余環上の繰り返し符号、ハミング符号、符号化、復号。
午後(担当:桜井) Maximaを使った再帰計算。階乗の計算、フィボナッチ数列の計算。
24日
午前(担当:桜井) Maximaを使った、ユークリッド互助法、拡張ユークリッドアルゴリズム、ハミング符号の復号アルゴリズム。
午後(担当:萩原) LDPC符号とsum-product復号法。グループ討論会。
こちらは、桜井教授作成のテキスト。
みなさんは、高校生に負けずに解答できますか?
【LINK】JST,サイエンス・パートナーシップ・プログラム