長年使っていたドライヤーに別れを告げました。
電源ケーブルが痛んでしまったので、
買い替えようと思っていた矢先に、
ドライヤーが火花を吹きました。
カーペットが焦げました。
おぉ、怖い。
そんな僕ですが、良いこともありました。
ケンブリッジ大学出版(Cambridge University Press)から出版されている
ミヌスクル表現の組合せ論(Combinatorics of Minuscule Representations)という数学書に
僕の名前が載っていました。
この本です。
数学の分野で言うと、表現論とか代数とか組合せ論に分類される内容です。
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著者はコロラド大学のRichard Green教授。
2013年に出版されました。
で、僕の名前はというと、
第2章の最後に書かれていました。
The notion of p-interval is due to Hagiwara [32, section 2].
The notion of quotient heap is also essentially due to Hagiwara [32].
日本語にすると
p-intervalの概念は、萩原[32、第2節]によるものである。
商ヒープの概念も本質的に萩原[32]によるものです。by Google翻訳。
要するに、書籍で紹介されている概念の発明者として僕の名前が書かれていた
ということです。
ちなみに、この[32]というのは次の論文です。
Manabu Hagiwara,
Minuscule heaps over Dynkin diagrams of type A,
The Electronic Journal of Combinatorics, Vol. 11, Issue 1 (2004), #R3.
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大学院生時代の研究成果です。
数学書に意味のある形で名前を書いて頂けたのは、
とても光栄に感じます。
数学書に自分の業績を書いてもらえる機会なんて、
そうあることではないので、ブログの記事にさせて頂きました。
符号理論でも名前を書いて頂けるように、
頑張れよ! >俺