出張報告:和歌山大学:2月14日~15日:プロジェクト「モダン符号の形式化」

今日は、出張報告を書きたいと思います。

2月14日~15日。
一泊二日で、和歌山大学へ行ってきました。
科学研究費補助金 基盤(B)「モダン符号の形式化」の定期打ち合わせです。

今回の参加者は10名。
千葉大学、東京工業大学、産業技術総合研究所、名古屋大学、和歌山大学、九州大学の6機関から参加がありました。

このプロジェクトでは、
 モダン符号理論の中でも空間結合LDPC符号の性質を
 形式化する。
 つまり、定義とか定理とか証明とかを、コンピュータにチェックさせる。
というものです。

昔は、
 計算機に処理をさせるとバグがあるかも
という考え方がありました。
今は、
 人間が書いた証明は論理的な間違いがあるかも
 計算機がチェックすれば、間違いをなくせる
という考え方に変わりました。

計算機科学の進歩は、数学にも大きな影響を与えています。

初日(14日)の内容は
 *来年度の進め方
 *国際会議での成果発表準備
 *情報理論と符号理論を統一する形式化に向けた調査報告
 *Coq/SSReflectに関する講習
 *モダン符号理論に関する講習
でした。

夜は懇親会。

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和歌山の美味しいお酒と料理を楽しみました。

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刺身の新鮮さに舌鼓。

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一度揚げたエビを、スープで楽しむ贅沢。

美味しかったけど、お財布がさみしくなりました(涙。

#補足:飲食代は、研究費からは支出できません。
#あくまで、各自の財布から払います。

2日目は、朝からミーティング。
 *12月に開催する研究集会の意思統一
 *学生からの質疑と応答
 *神鉛筆研究の課題確認
を行いました。

午前中にミーティングを終えて、
昼は和歌山ラーメン。

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人気のあのお店。

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ペロッと頂きました。
やっぱ美味いわ。井出商店。