日程 | 2019年9月4日(水) 〜 9月5日(木) |
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会場 | 日本文理大学 湯布院研修所 (大分県由布市湯布院町) |
主催 | 電子情報通信学会 情報理論とその応用サブソサイエティ |
併催 | 電子情報通信学会 情報理論研究会 |
実行委員会 |
中島 規博(名古屋工業大学,委員長),
黒田 匡迪(日本文理大学),
野崎 隆之(山口大学),
細谷 剛(東京理科大学),
堀井 俊佑(早稲田大学),
眞田 亜紀子(湘南工科大学),
安永 憲司(大阪大学)
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開催趣旨
- 本ワークショップは,誤り訂正符号およびその関連分野について, 従来の研究会の形式にとらわれることなく,より突っ込んだ議論を行う場を提供します.
- 一般セッションでは,参加者の皆様から講演を募集します.
- 今回は,ワークショップ企画として,依頼講演,国際会議参加報告(ISIT, AEW)を開催します.
プログラム
- 13:30-13:55 受付
- 13:55-14:00 開会の挨拶(中島実行委員長)
- 14:00-16:30 一般講演セッション1 (座長:眞田 亜紀子)
- 14:00-14:40 松本 隆太郎(名古屋大学)
Classical Access Structures of Ramp Secret Sharing Based on Quantum Stabilizer Codes - 15:00-15:40 野崎 隆之(山口大学)
多元VT符号の符号語数について - 16:00-16:30 中島 規博(名古屋工業大学)
ハミング重み多項式とコバウンダリー多項式
- 14:00-14:40 松本 隆太郎(名古屋大学)
- 20:00-21:30 ナイトセッション (オーガナイザ:安永 憲司)
- 9:00-11:00 依頼講演セッション (座長:中島 規博)
- 9:00- 9:50 黒田 匡迪 (日本文理大学)
APN 関数の一般化とその分類について - 10:10-11:00 高邉 賢史(名古屋工業大学)
計算-転送リレー方式のLDPC符号化変調方式の復号性能解析
- 9:00- 9:50 黒田 匡迪 (日本文理大学)
- 11:20-11:50 一般講演セッション2 (座長:細谷 剛)
- 11:20-11:50 中原 悠太(早稲田大学)
対数型空間結合符号とその閾値の密度発展法による数値解析
- 11:20-11:50 中原 悠太(早稲田大学)
- 11:50-15:00 昼食休憩・自由討論
- 15:00-15:35 企画セッション (座長:野崎 隆之)
- 15:00-15:15 眞田 亜紀子(湘南工科大学)
AEW 参加報告 - 15:20-15:35 高邉 賢史(名古屋工業大学)
ISIT 参加報告
- 15:00-15:15 眞田 亜紀子(湘南工科大学)
- 16:00-16:50 一般講演セッション3 (座長:堀井 俊佑)
- 16:00-16:50 吉田 隆弘(横浜商科大学)
最大距離分離符号に基づく分散ストレージに対するSymmetric Private Information Retrievalについて
- 16:00-16:50 吉田 隆弘(横浜商科大学)
- 18:00-20:00 懇親会
9月4日(水)
9月5日(木)
本年の実施形態
- 本ワークショップは,電子情報通信学会 情報理論研究会(IT研究会)との併催です.
- ワークショップの参加には,参加申し込みが必要です (申し込みを締め切りました).
- 本ワークショップは合宿形式で行います.本年度の宿泊先は,日本文理大学 湯布院研修所です.
- 9月6日には,電子情報通信学会 情報理論研究会(IT 研究会)が開催されます.参加には別途IT研究会の参加費が必要です.詳細は,IT研究会のページをご覧ください.
- ワークショップとIT研究会の両方に参加される場合は,ワークショップの参加費とIT研究会の参加費のどちらとも支払う必要があります.IT研究会のみ参加される場合は,本ワークショップの参加申込みは不要です.
- ワークショップ枠(9月4日・9月5日)での発表には予稿は必要ありません (申し込みを締め切りました).
- IT 研枠での発表には,電子情報通信学会 技術報告誌に掲載される予稿の執筆が必要です.新規性を伴うまとまった研究の成果は,IT 研究会(9月6日)にて発表下さい.研究会発表申込システムから申込みいただけます.
会場について
場所
会場: 日本文理大学 湯布院研修所
- 住所:由布市湯布院町川上茶屋の上3366-4
- TEL: 0977-84-4327
アクセス方法
アクセスの詳細はこちらをご覧ください.
昼食について
- 会場での昼食を希望される方は,参加・宿泊申込フォームよりご予約ください.
- 徒歩20〜25分程度の場所にコンビニ,食堂があります.
スケジュール
- 7月1日(月) ワークショップ講演/参加/宿泊・懇親会申込 受付開始
8月2日(金)8月9日(金) ワークショップ講演/参加/宿泊・懇親会申込 締切 ※延長しました- 9月4日(水)〜9月5日(木) ワークショップ開催
- 9月5日(木) 懇親会
- 9月6日(金) IT研究会.参加には別途IT研究会の参加費が必要です.詳細は,IT研究会のページをご覧ください.
依頼講演
以下の依頼講演を予定しています(敬称略).
依頼講演1: 黒田 匡迪 (日本文理大学)
【題目】APN 関数の一般化とその分類について
【概要】Almost Perfect Nonlinear (APN) 関数とは, 有限体上で定義された関数であり, あるパラメータに関して高い非線形性を有するものである.
この関数は, 暗号理論における研究対象の一つであり, 主に, 標数2の場合に研究されてきた. また, 符号理論や有限幾何学等への応用も知られている.
一方で, 奇標数の場合では, 標数2の場合と同様の性質を有しておらず, 代数的には異なる関数になっている. 特に, これらの他分野への応用は標数2の場合に比べると, あまり研究されていない.
本研究の目的は, 標数2の場合の APN 関数の奇標数の場合への自然な一般化を構成し, その一般化された関数を暗号理論や符号理論等へ応用することである.
講演者は, 共同研究者である広島国際学院大学の辻栄周平氏と共に, APN 関数の一般化として, Generalized APN (GAPN) 関数を構成し, その特徴づけを行った.
本講演では, GAPN 関数の構成や特徴づけについて説明したのち, 現在研究中である単項 GAPN 関数の分類について紹介する.
依頼講演2: 高邉 賢史(名古屋工業大学)
【題目】計算-転送リレー方式のLDPC符号化変調方式の復号性能解析
【概要】計算-転送方式はネットワーク符号化の一種であり,リレー通信における帯域効率向上の方策として注目を集めている.従来の分離復号方式が各端末から送信されたメッセージの組をリレーが推定する一方で,計算-転送方式ではリレーがメッセージの排他的論理和を推定する点が特徴的である.近年講演者らのグループは,双方向リレー通信路における計算-転送方式に対する低密度パリティ検査 (LDPC) 符号化の漸近的復号性能の研究を進めている.講演では,解析の詳細と分離復号方式との比較結果を紹介し,QPSK変調方式等における計算-転送方式の優位性について議論する.
お問い合わせ
本ワークショップに関するお問い合わせは,実行委員会アドレス ECC-WS2019@list.waseda. (@より前のアルファベットを小文字にして末尾にjpを付加してください)宛にお願いします.