日程 | 2012年9月26日(水) 28日(金) |
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会場 | 草津セミナーハウス |
主催 | 誤り訂正符号のワークショップ実行委員会 |
併催 | 電子情報通信学会 情報理論研究会 |
実行委員会 | 萩原 学(産総研, 委員長), 笠井 健太(東工大), 楫 勇一(奈良先端大), 渋谷 智治(上智大), 野崎 隆之(東工大), 廣友 雅徳(佐賀大), 八木 秀樹(電通大), 和田山 正(名工大) |
開催趣旨
本ワークショップは,誤り訂正符号およびその関連分野について,従来の研究会の形式にとらわれることなく,より突っ込んだ議論を行う場を提供します.
前身である「LDPC符号ワークショップ」からスコープを広げ,より多くの方が興味を持ちやすく,参加しやすいワークショップになりました.
第一回である今回は,サマースクール形式を導入します.
誤り訂正符号および関連分野の入門講義を設け,これから誤り訂正符号を学ぶ方も,最先端で研究活動されている方も,
誤り訂正符号の基礎を振り返り,
今後の誤り訂正符号の展望を想像する場を提供します.
入門講義の他には,一般講演枠や招待講演枠を設けます.
一般講演枠では,オリジナルな研究成果の発表に限らず,チュートリアルやサーベイ,
他者の研究紹介,問題提起,国際会議報告といった誤り訂正符号の研究動向に関する発表も広く歓迎します.
本年の実施形態
- 本ワークショップは合宿形式で行います.参加希望者は,事前に申し込み下さい.宿泊先は,原則,草津セミナーハウスをご利用頂きます.宿泊費は所属により異なります.詳細は草津セミナーハウスのHPをご覧ください.
- 参加には事前申し込みが必要です.参加申込みは締切りました.
- 電子情報通信学会 情報理論研究会(IT研究会)との併催で実施いたします.
- 予稿なしの発表を希望される方は,実行委員会にご連絡ください.
- ワークショップ企画講演として,招待講演を予定しています.
- ワークショップへの参加費は無料です.
- 懇親会について,懇親会参加者より実費を徴収する予定です.
スケジュール (更新:8月30日)
26日(水)
12:50 13:50
講師:和田山 正(名工大)
内容:誤り訂正符号の概要と歴史
14:00 15:00
講師:廣友 雅徳(佐賀大)
内容:誤り訂正符号の限界式や限界値
15:10 16:10
講師:楫 勇一(奈良先端大)
内容:畳み込み符号はどうして広く使われたのか
16:20 17:20
講師:松本 隆太郎(東工大)
内容:ネットワーク符号
17:30 18:20
夕食
18:30 18:50
学生による自己紹介
18:50 19:10
しょう* 静 (筑波大学)
Separable Codes of Length 4
19:10 19:30
佐藤 優光(東工大)
空間結合MacKay-Neal符号を用いた検証復元アルゴリズムによる圧縮センシング
27日(木)
8:30 9:30
講師:渋谷 智治(上智大)
内容:代数的符号理論
9:40 10:40
講師:八木 秀樹(電通大)
内容:誤り訂正符号と情報理論
10:50 11:50
講師:萩原 学(産総研)
内容:置換符号
12:00 12:50
昼食
13:00 13:20
三村 和史(広島市立大学)
最大充足可能性問題の近似解法の解析
13:20 13:40
藤井 啓祐(大阪大学)
量子表面符号
13:50 14:50
講師:野崎 隆之(東工大)
内容:LDPC符号とその復号アルゴリズム
15:00 16:40
IT研究会:プログラム
18:00 20:00
懇親会
28日(金)
IT研究会、招待講演:プログラム
招待講演
下記の招待講演を予定しています(敬称略).
講演者: 平岡 裕章(九州大)
28日(金)13:00 13:50
講演題目:最尤推定復号の有利写像表現に現れる代数構造とその応用
会場へのアクセス
会場へのアクセスはこちらをご覧下さい.
お問い合わせ
本ワークショップに関するお問い合わせは,実行委員長 萩原(hagiwara.hagiwara@aist.go.jp)宛てにお願いします.