鶏口となるも牛後となるなかれ

小学生の時に習った事って、
一生忘れないものです。

その1つが、こんなことわざ。
 鶏口となるも牛後となるなかれ

意味は、
 大きな集団の中で尻にいて使われるよりも、小さな集団であっても長となるほうがよい。

参照:故事ことわざ辞典

子供のころは良く理解できなかったけど、
今となっては、社会の仕組みを端的に表していることを実感する。

大きな集団。例えば、大企業とか、人気のある話題とか。
大企業で、そこそこの職で留まったり。
人気のある話題で、ブームを追いかけたり。

評価に値しないわけです。

鶏口、つまり、小さな組織であってもトップに立つこと。
トップだけしか、生きていく上で使える武器になれない。

社会に出てみると、当たり前のことだけど、
学生の時は良くわからなかった。

大切な言葉。

アフィンワイル群からワイル群へと自然に写した長さの話

大学院修士課程の時、僕の研究テーマは
 Aチルダ型のアフィンワイル群の生成系をA型のワイル群へ自然に写した時の生成系による長さの研究
でした。

その当時、この問題がさっぱり進まず。

例をいろいろと計算し、
最長元の構造の予想をまとめたものが
修士論文となりました。

自分的には、出来が悪くて悔しい1本でした。

それから15年。

いま、ハワイで開催されている
 IEEE Symposium on Information Theory 2014
と呼ばれる、情報理論や符号理論における世界最大のシンポジウムに参加中です。

そこで、フラッシュメモリ(SDカードやUSBメモリなど)の技術の研究を聞いていたのですが。。。

私が修士課程の時に取り組んでいた問題が、そこで語られていました。
しかも、私は予想でしかなかった命題が、肯定的に解決されていました。

まいった。

なんというか、
完敗。

しかし、不思議。
まさか、15年たって、
完全に別の分野で同じ話に出会うとは。

数学でがっつりと記述されるのに、
産業的に不可欠な技術である、
符号理論ならではの魅力なのかも。

そんな、ハワイでの出来事でした。

写真は、ハワイで人気の飲食店「ちばけん」の入り口。
写真 2014-07-01 18 30 02
とっても美味しかったぜ。

平成26年度RIMS共同研究 『デザイン、符号、グラフおよびその周辺』

講演します。

平成26年度RIMS(京都大学数理解析研究所)共同研究
 『デザイン、符号、グラフおよびその周辺』

日時:2014年7月23日(水) ~ 25日(金)
場所:京都大学数理解析研究所 111号室

私の講演タイトルは
 「モダン代数的符号理論と呼ばれるネットワーク誤り訂正符号」
です。

夏の京都で、かなり暑そうです。

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