Twin Peaks Season 3 – THE BRIDGE Season 4 – AMS Season 7

 歳をとったら、
 最後はポクッといきたいわ。

と妻が言った。

僕は肩を震わせながら

 ポックリだよ。

と諭した。


さて、テレビっ子の僕は
「小さな巨人」「リバース」「みをつくし料理帖」「全力!脱力タイムズ」
などを楽しんでいる昨今であります。

特に、小さな巨人の撮影場所が、
僕が学会の打合せで定期的に訪れている建物なので
なんだか気持ちがグイグイ入ってしまってます。


アメリカでは、5月21日から僕の好きなドラマが始まります。
「Twin Peaks」
というドラマです。

僕と同世代、もしくは、僕よりいくらか年上の人達には
ビビビビっとくるアメリカのドラマです。

1991年に放送された同名のドラマの続編的な位置づけです。
その頃、シーズン2まで放送されたので、
今回はシーズン3と解釈できるっぽいです。

でも、さすがに20年以上経過しているので、
これまでの話を知らなくても楽しめる作品になっているのは
間違いないでしょう。

観たいです。

その為だけに、
アメリカに住みたいくらい、
観たいです。

そのうち、鑑賞会とかやりたいです。
興味のある人、一緒に観ましょう。


まだ先の話ですが、
来年には「THE BRIDGE」の新シリーズが公開されるようです。
シーズン4です。
デンマークとスウェーデンの共同制作ドラマです。

このドラマが好きすぎて、
もうそわそわしています。

シーズン4で終わってしまうらしく、
もう落ち込んでいます。

さすがに、デンマークとスウェーデンのドラマというと、
話についてきてくれる人が居なくて、
いつも以上に独りぼっちな気分の萩原です。


最後にもう一つ。
9月からアメリカで「American Horror Story Season 7」が放送されるようです。

たまたま去年、Season 6の第1話の放送日に、アメリカに居ました。
もちろん観ました。
そしたら、液体窒素で凍らせたバラで頭を叩かれたような衝撃をうけました。

今年のSeason 7の第1話の放送日は、山口県に居ます。
湯田温泉につかってます。


小銭入れ is gone

どーもー。
はぎわらです。

長年愛用してきた小銭入れが
そろそろ寿命を迎えそうねー。

あちこち破け始めて、
小銭がもうぽろぽろ
こぼれそうになってきましたよー。

ついに意を決し、
新調することにしちゃりました。

どうせ10年くらい使うって思ったら、
ちょっとくらいオシャレなお店で
シャレオツな小銭入れゲットってのも
悪くないって思ったわけ。

お店に入って
財布とか入ってるガラスケースを
覗いてみたってわけよ。

ふむふむ。
いまのシャレオツ財布って
こんなイメージなのね。

でも、
おいらが欲しいのは小銭入れですから~。
ざんねーん。

なんて、今はやりの波田陽区風にお店巡りを
してみたわけ。

そして数軒回ったところで、
ついに店員さんに相談したわけよ。

店員「気になる商品がありましたら、ショーケースからお出しします」
萩原「小銭入れが欲しいんですよねー」
店員 (沈黙)
萩原 (ここにある小銭入れに見えるのって、もしかして名刺入れだった??)
店員「コインケースで宜しいでしょうか」

こ、こいんけーす!!!

なんで、わざわざカタカナで言うのよー。
小銭入れでいいじゃないのよー。

しかも、値札をみたら、
うまい棒3000本くらい買えるじゃないのよー。
そんな小銭入れに小銭なんか入れられないでしょうよー。

もう、恐ろしい週末でしたよ。
地球から小銭入れが無くなっちゃったのかと思いましたよー。


ISIT2017に投稿した論文の査読結果

国際シンポジウムISIT2017へ投稿した論文の査読結果が届きました。

萩原研からは2本投稿しました。

1本は私の単著、もう1本は学生(D2)が筆頭の私との共著です。

どちらも採択頂きました。
ありがとうございます。

ISITに採択されると、やっぱり嬉しいです。
情報理論・符号理論では、やっぱり世界最高レベルの会議ですから。

僕の単著論文に対する評価やコメントを幾つか紹介したいと思います。
ちなみにその論文は削除誤り訂正符号、完全符号に関するものです。

まず、ビックリしたのですが、レビューアー数が6人でした。
一般査読者が4人、TPCが2人だと思います。

一般査読者の評価としては、1~5の5段階評価(5が最高)で
3人が評価5、1人が評価1でした。

まさかの両極端!

TPCでは1人が評価3、もう1人が評価5でした。

好評価を下さった査読者からの良いコメントは

Novelty and coming up with a nice construction for deletion errors which is generally considered to be a hard topic.

Interesting results have been presented on the perfectness of deletion correcting codes that can correct single adjacent balanced deletions. The author also provided interesting links to other areas, where this new work can play a role.

Considering that these are novel results in an area of deletion correction that has not really been investigated before, and it would be of interest to other researchers in the same field

This paper considers coding design for a specific type of deletion channels. In general, addressing coding design for channels with synchronization errors is quite challenging.

In general, addressing coding design for channel with synchronization errors is quite challenging.

などでした。

やっぱり、削除誤り訂正符号は難しい研究なのだと再確認しました。

一方で、査読者からの鋭いコメントは

This paper considers a very special case of deletion channels which is not a general model and does not cover any practical synchronization error channel model.

The channel model is not motivated at all and the presentation is not sufficient at this point.

The motivation is rather weak. I think that the paper can be better motivated.

などでした。
この論文では特殊な削除誤りに焦点を当てており、非常に人工的なシナリオとみなせるためです。
そして、それはもっともな指摘です。

僕としては理論的に面白い現象をみつけたので、ISITで発表して工学的な意見を聞きたいと思っていました。
査読者の意見は、まさにその弱みを指摘して下さってました。
聴講者と議論させて頂いて、実用的な意義を発見できたら最高だと思っています。

というわけで、最高評価と最低評価を同時にもらえたのは、納得のいくものだと思ってます。
当日の発表が楽しみなのです。