千葉大学大学院理学研究科基盤理学専攻 数学・情報数理学コース 入学試験 博士前期課程(筆記試験合格発表&口述試験)

8月20,21日の二日間、
大学院博士前期課程(いわゆる修士課程)の入学試験が行われています。

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20日は学力検査。
 午前は 英語 2時間。
 午後は 専門 4時間。
という長丁場。
受験生の方々、お疲れ様でした。

この学力検査に合格した人だけが、
21日の口頭試問を受けられます。

学力検査の合否結果は、
21日の昼に発表されました。

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合格者は31名でした。


まりな、2歳に

8月18日は
娘(まりな、Marina)の誕生日。

いつ、2歳になるの?

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いまでしょ。
と、林先生のドヤ顔に挑戦した我が娘。

不二家でお祝いです。

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ペコちゃんだらけの記念ショット。


Gabidullin符号勉強会

1,2か月に1度くらいのペースですが、
Gabidullin符号とその応用の勉強会を行っています。

現在のメンバーは、
 城西大学 井沼准教授
 岡山大学 成瀬教授
 千葉大学 萩原(私)
です。

Gabidullin符号は、リード・ソロモン符号の多項式表現を、
linearized polynomialの視点で拡張した理論。

拡張を、有限体上の空間からとらえれば
 リード・ソロモン符号の符号語は ベクトル
 Gabidullin符号の符号語は ベクトル空間
と、異なる意味づけが得られます。

距離の概念も拡張され、
 リード・ソロモン符号では ハミング距離
 Gabidullin符号では 空間の次元から定まる距離
と、意味が拡がります。

1つのベクトルに対して、
 ハミング距離 ≧ 空間の次元から定まる距離
が従うため、
ハミング距離の意味で訂正可能な誤りは、
空間の次元から定まる距離の意味でも、訂正可能となります。
つまり、真に、誤り訂正の性能が向上されることがわかります。

これからも、1,2カ月に1度のペースで勉強会を開催する予定。

非常に、楽しい勉強会になっています。