今日の夕方の出来事。
幕張駅から徒歩数分の場所で、
自動販売機のジュースを買った時の話。
駅の方から、
黒い塊が2つ、
ものすごい勢いで
向かってくるのが見えた。
どちらも同じくらいの大きさ。
2つは前後に並んで駆けていた。
後ろのそれは猫だった。
猫が何かを追いかけていたのだ。
前のそれは急にUターンし、私の足元で止まった。
しかし、後ろにいた猫は、そのまま走り抜けて行った。
人間(私)に警戒して、前のそれを捕えるのを諦めたのだろう。
私は足元を見た。
緑色に輝くボディ、立派な尾があった。
キジだった。
幕張にキジ?
なぜ飛ばずに走る?
私「え?え?え?」
今度は、駅の方から数人の高校生が走ってきた。
高校生「キジだ、キジだ!」
その様子に驚いたキジは、
私の足元から離れて行った。
やはり、ものすごい速さで駆けて行った。
高校生はキジを追いかけて消えて行った。