2つの黒い塊

今日の夕方の出来事。

幕張駅から徒歩数分の場所で、
自動販売機のジュースを買った時の話。

駅の方から、
黒い塊が2つ、
ものすごい勢いで
向かってくるのが見えた。

どちらも同じくらいの大きさ。
2つは前後に並んで駆けていた。

後ろのそれは猫だった。
猫が何かを追いかけていたのだ。

前のそれは急にUターンし、私の足元で止まった。
しかし、後ろにいた猫は、そのまま走り抜けて行った。
人間(私)に警戒して、前のそれを捕えるのを諦めたのだろう。

私は足元を見た。
緑色に輝くボディ、立派な尾があった。
キジだった。

幕張にキジ?
なぜ飛ばずに走る?

私「え?え?え?」

今度は、駅の方から数人の高校生が走ってきた。
高校生「キジだ、キジだ!」

その様子に驚いたキジは、
私の足元から離れて行った。
やはり、ものすごい速さで駆けて行った。

高校生はキジを追いかけて消えて行った。


新学期スタート

千葉大学理学部数学・情報数理学科、理学研究科数学・情報数理学コースの新学期が始まりました。
後期っていう奴ですかね。

早速、符号理論の講義と離散数学の講義を行いました。

符号理論の講義は、テキストに私の本を使わせて頂き、
情報理論、計算理論、数学の視点から符号理論を捉えていきます。
この流れの講義で学ぶことが、符号理論の骨を理解することに
繋がると考えています。

離散数学の講義は、LIDL & Niederreiterの Finite Fieldsを使っています。
有限体の諸々の理解を深めて、直感的に扱えるように、聴講者がなれば良いなと
企んでいます。

それぞれ1回行ってみて、
雰囲気がつかめました。

始まるまでは緊張していたのですが、
なんとかなりそう。

来週は、もう1つ講義が増えます。
1年生向けの講義で、プログラム言語 Pascalの演習です。
千葉大学の数学・情報数理学科では、Pascalの習得が必修となっています。
前期で理論を。後期で実習を。
これがかなり大切でして、大学院試では、
Pascalで書かれたプログラムを読み解く問題が出題されます。
しかも、線形代数や集合論と同等の基礎科目として。

がんばっていきまっしょい。


お仕事スケジュール:2013年9月30日~10月4日

先週の「誤り訂正符号のワークショップ」が無事に終了し、
ほっ、とできたのは週末までの話。

いよいよ今週から、大学では新学期が始まります。
いわゆる後期って奴です。

今回の後期での、私の担当授業数は4つ。
 プログラミング演習、
 符号理論(×2)、
 離散数学。
忙しくなりそうです。いや、忙しくなる!

さて、今週の予定ですが:
9月30日(月)
 9:00-16:30 共同研究(ブラザー工業、エクシング、産総研)
10:00-10:30 打ち合わせ(学生)
14:00-15:00 テレビ会議(産総研)
17:30-21:00 千葉ビール園にて飲み会(ジンギスカンとサッポロビールの生)

10月1日(火)
 9:00-10:00 打ち合わせ(学生、サイエンス・レクチャーシップ・アワード)
12:50-14:20 講義(符号理論)

10月2日(水)
 9:00-12:00 誤り訂正符号のワークショップ、事後処理
12:10-12:30 打ち合わせ(学生、サイエンス・レクチャーシップ・アワード)
13:00-17:00 講義資料作成

10月3日(木)
10:20-11:50 講義(離散数学)
14:30-16:00 会議

10月4日(金)
 9:00-12:00 講義資料作成
13:00-17:00 予備

後期も頑張っていきまっしょい!