符号理論・情報理論の形式化ライブラリinfotheoの情報をまとめています。
開発ヒストリ―
2009年 Affeldt Reynald (産総研)が開発開始。
2010年 萩原学(当時:産総研、現:千葉大学)が参加。
シャノン理論の形式化のため、紙上で準形式証明の作成。
2012年 Jonas Sénizerguesが参加。
2013年 国際会議 ITPにて、シャノン理論の形式化の成功を発表。
プロジェクト「モダン符号の形式化」発足。
笠井健太(東工大)、葛岡成晃(和歌山大)、
溝口佳宏(九大IMI)、Jacques Garrigue(名大)、
才川隆文(名大)が参加。
2014年 小尾良介(当時:千葉大)が参加。
可変長情報源符号化定理の形式化担当。
2015年 中野恭輔(千葉大)が参加。
二元消失通信路の形式化担当。
2016年 通信路同型、BSECの形式化などをitEXT4CapOfChansに追加。
ダウンロード
◇公開中のライブラリinfotheo:
Coq8.5 with mathcom 1.6版はこちら。
◇infoTheoの追加パッケージ itEXT4CapOfChans:
Coq 8.5 with mathcomp 1.6版はこちら。
Coq 8.5 beta2 with SSReflect 1.5版はこちら。
BEC(二元消失通信路)の通信路容量、BSEC(二元対称消失通信路)の通信路容量、通信路同型の形式化などをまとめています。
おまけ
Coq/SSReflectを開発した INRIA のウェブページ「SSreflect in the world」に
infoTheoに関する論文がリンクされています。