支援者には、クラウドファンディングのような返礼品が届くだけでなく、税金が控除されます。
クラフトビールが生む学びと創造の機会。
学術、学生、地域の未来を応援しませんか。
千葉大ビールは、千葉大学の学生・教職員・地域が力を合わせて実施してきたクラフトビール醸造プロジェクト。これまでに近隣のブルワリーの設備で美味しいクラフトビールを造ってきました。
活動は数多くのメディア(TV、新聞、ラジオ)に取り上げられ、日本中から注目を集めています。日本経済新聞での特集記事は、同新聞ウェブサイト 2022年度 大学関係記事 アクセスランキング年間1位を獲得しました。
クラフトビール作りに挑戦するため、学びの機会の充実の為、千葉大学のある西千葉エリアに独自の醸造施設設立のため、皆様に支援をお願いしています。

あしたのみち

Chiba Doradoシリーズ
目標:
・学術やイベントから生まれる
オリジナルクラフトビールの開発・研究
・西千葉エリア千葉大独自醸造施設
(ブルワリー)の設立
・日本全国への配送
です。
千葉大が生みだす特別なビール
千葉大ビールは、学生・教員・職員・OB・周辺地域の方々が想いを込めて作る、特別なクラフトビールです。千葉大の活動・研究成果・農作物を活かし、地域交流を深めることで、独自のクラフトビールを作っていくことで、世界中で千葉大学にしか作れないビールを実現します。
独自ブルワリー設立の暁には、次のクラフトビールを造っていきます。
◇千葉大の研究成果を駆使した学術クラフトビール。
学術の力でクラフトビールを開発し、クラフトビールの力で科学を身近にしていきます。
・論文などの研究成果を使ったクラフトビール。
・企業との共同研究を通じた産学連携クラフトビール。
◇千葉大の農作物クラフトビール。
千葉大の特産品を活用したクラフトビール。例えば:
・大学校舎の屋上等で養蜂をして作った千葉大蜂蜜を使ったクラフトビール。
・海外の農園と提携して作った千葉大コーヒーを使ったクラフトビール。
◇大学と地域の交流ビール。
クラフトビールを通じて、地域交流を育み、大学と学術をより身近な存在に。
・西千葉地区の飲食店等と協力した地域活性に貢献するビール。
・講習会を開催して、学内外の学びの機会を設けるクラフトビール。
◇両親、恩師、友人、先輩・後輩などへの感謝クラフトビール。
父の日、母の日へのプレゼントクラフトビール。
謝恩会をより豊かな時間にするクラフトビール。
仲間をイメージして作成する限定オリジナルクラフトビール。

活動経緯
千葉大ビールの活動は2021年に開始しました。
千葉大ビールは、千葉市政および足利市政100周年を祝う企画として、千葉大学の教員と学生によって立ち上げられました。第1弾の「あしたのみち」は、市内の幕張ブルワリーと潮風ブルーラボの協力の下で醸造され、約2,000本が即完売しました。

千葉市内の幕張ブルワリー(設備、原料、技術指導)、潮風ブルーラボ(レシピ設計、原料、技術指導)の協力を得て、醸造。材料の計量、麦汁作り、ホップ・酵母の投入といった仕込み作業をブルワーの指導の下で教員・学生達が実施しました。


クラフトビール作りへの参加を希望する多数の千葉大生の声が萩原教授に届き、千葉大ビール第2段の企画が立ち上がりました。第2弾の「Chiba Dorado 0」は、千葉県習志野市のブルワリー「むぎのいえ」にて醸造。
多くの人々に愛され、あっという間に完売しました。
このビールは数学ビールとして各メディアで報道されました。
数学ビールの特徴は束論(代数学)をベースにした、ホップの解析。ホップの性質を数値化することなく材料選定を可能とした手法が話題となり、新聞・テレビ・ラジオなどの多数のメディアに取り上げられました。


第2,3弾のビールを造る際に挙がった学生達の想いは「ビールの苦手な人が美味しいと感じるクラフトビール」「ビール初心者でも楽しめるクラフトビール」。プロのブルワー(むぎのいえの今井店長)の指導の下、ビール作りを学びました。数か月の議論を経てクラフトビール「Chiba Dorado」シリーズが完成。NEIPAと呼ばれる注目のビアスタイルの製造に成功しました。
「Chiba Dorado」は再醸造も行われた人気ビールです。
クラフトビール活動に参加を希望する学生は増えていき、第3弾の学生メンバーは6学部(園芸学部、教育学部、工学部、国際教養学部、法政経学部、理学部)で構成されました。学部を超えた学びの機会となっています。

千葉大ビールは更なる発展を目指しています。
現在の千葉大学には醸造環境がありません。独自の醸造施設ができれば、学生や教員がより柔軟なクラフトビールを作れます。さらに、地域連携の機能も期待されています。
しかし、醸造施設(ブルワリー)の設立には、機材・設備をそろえて、醸造免許を取得して、一定量継続した醸造を続ける必要があります。

むぎのいえ
今井店長による指導
醸造施設と費用の概算
醸造施設を設立する為に、西千葉/千葉大エリアの物件を借り、醸造に必要な設備を購入・導入することを検討しています。それに伴う工事も検討しています。
設備とその概算として
・醸造設備(585万円)
・製缶設備(650万円)
・保管設備(450万円)
・ディスペンサー関係(130万円)
・工事(400万円)
小計2,250万円を見込んでいます。このほかに、原材料費、消耗品費、光熱費、家賃などが発生します。クラフトビールの知識習得やスキル向上のために、資料収集費・シンポジウム参加費・旅費なども必要です。これらの資金は支援による寄付だけでなく、国・地方の助成金、企業等からの支援、銀行からの借り入れなども合わせながら調達を進めます。

むぎのいえ
今井店長による指導
科学をビールへ
千葉大ビール第1弾「あしたのみち」を作るにあたり、幕張ブルワリー創業者の富木氏から「クラフトビールには数学的側面がある」と指導を頂きました。テキスト「A Handbook of Basic Brewing Calculations(出版 Master Brewers Association of the Americas (MBAA)」を用いた勉強会を行いました。この書籍はMBAAによると、同出版社で2021年最も売れたビール書籍。ほとんどの内容に数式が用いられています。
この勉強会の経験が、後の数学ビール Chiba Dorado シリーズに繋がりました。Chiba Doradoのレシピを設計するために、代数学の中でも束論と分類される抽象的な数学を用いて、ホップの選定を行いました。
大学ならではの高度な知見をビール作りに活用する。これは、学術成果の社会還元活動。そして、学生達の知的好奇心を高めて、より深い学びに繋がります。なによりも、美味しいクラフトビールができることで、達成感と自信が得られます。千葉大ビールへの支援は、学術・学生の未来の支援になります。

支援方法
支援は千葉大学の制度に従った申込みとなります。千葉大学には奨学寄附金と呼ばれる制度で、学生や研究室の特定の活動に対する金銭的な支援を実現する制度です。大学院理学研究院萩原研究室を通じて千葉大ビールの活動が支援されます。
以下の項目を必ずご記入のうえ、本ホームページ下側から送信してください。
- 個人の場合:支援者名、法人の場合:役職・御氏名
- 個人の場合:支援者名のフリガナ、法人の場合:役職・御氏名のフリガナ
- 御住所
- 電話番号
- 御寄付金額
- 振込依頼書の送付先・御指名・電話番号(御住所と異なる場合)
後日、千葉大学より振込依頼書を送付します。内容を確認した上で、お振込ください。
メリットとして法人税法及び所得税法による税制上の優遇措置があります。法人の場合は全額損金算入可能で、個人の場合は所得税については2千円を超える部分について当該年度中の総所得の40%を限度に当年中の所得から控除が可能です。詳細は奨学寄附金に関するホームページをご覧ください。日本国外の方には振込依頼書ではなく、振込口座をお伝えします。また、税制上の優遇措置が異なる・受けられない場合がありますので、ご了承ください。

特典と感謝の気持ち
奨学寄付による支援者には特典と感謝の気持ちとして、クラウドファンディング同様の返礼品を予定しています。すぐ下の支援申込フォームから申込ください。
状況に応じて内容を変更する可能性もあります。送付の都合から、国内からの奨学寄付者を対象としています。5月以降の返礼品は、本ページ下方をご覧ください。
支援申込フォーム
目標金額と現在の進捗状況
現在の支援寄付金申込総額は1,226,000円、22名3社からの寄付申込を頂きました(2023年9月5日現在、含む:共同研究申請)。
日本国外からもご支援可能です。
