2014年度、卒業研究が始まり、約一か月が経過しました。
私が指導を担当しているのは、学部4年生、4名。
みな、優秀です。
使っている教科書は
・Modern Coding Theory, 著:T.Richardson and R.Urbanke, Cambridge Press
・Information Theory and Network Coding, 著:R.W.Yeung, Springer
の2冊。
4名が交代交代、1回90分から180分程度かけて、内容を解説しています。
私は聞く側。
どちらの本も、いつか、読みたいなと思っていたもの。
解説してもらって、助かってます。
彼らはかなり努力家で、才能に溢れています。
まだまだ荒削りですが、一年後には、千葉大学の卒業生として恥ずかしくないレベルに達するでしょう。
ゼミの間、私が発言するよりも、学生たちの発言数の方が、何倍も多い。
お互いに切磋琢磨すべく、疑問点も改善点も、次々に提案されています。
いまはスタンダードな教科書を読んでいますが、
後期に入ったら、論文を読んでもらうのも良いかもしれません。
これは、彼らの状況をみながら。
進学を希望しているのは、4名中1名。
大学院でも活躍できそうです。