久しぶりに、映画の話を。
観ました。
映画「ゼロ・グラビティ」。
アカデミー賞最有力候補として呼び声の高い作品です。
とにかく、
面白い。
劇場で、3回くらい、目に涙が溢れました。
雑誌やテレビなどのメディアで多数取り上げられているこの作品。
よく言われているのが、出演者の少なさ。
生きている人間として顔が登場するのは
主人公を演じる サンドラ・ブロック
準主人公を演じる ジョージ・クルーニー
の2名だけ。
#ほかにも人は出ますが
# 死体、もしくは、通信機からの声
#だけ。
しかも、大半は、サンドラ・ブロックの一人芝居。
それだけで、二時間近く、飽きさせることなく、
また、感動させる構成になっています。
日本語でのタイトルは「ゼロ・グラビティ」。
意味は「無重力」。
これは、映画の舞台である宇宙空間を意識したものだと思います。
一方で、もともとの英語のタイトルは「GRAVITY」。
意味は「重力」。
重力のある地球上で、自分の足で立ち上がる
というメッセージが込められている気がします。
いつもながら、
ジョージ・クルーニーがとても良く。
まさに、彼が演じるのに
最適な役どころになっていました。
主演のサンドラ・ブロックについては、
演技力、美しさ、力強さなどなど、
文句のつけようがありません。
映画の可能性を再発見できた
作品でした。