千葉大学理学部数学・情報数理学科、理学研究科数学・情報数理学コースの新学期が始まりました。
後期っていう奴ですかね。
早速、符号理論の講義と離散数学の講義を行いました。
符号理論の講義は、テキストに私の本を使わせて頂き、
情報理論、計算理論、数学の視点から符号理論を捉えていきます。
この流れの講義で学ぶことが、符号理論の骨を理解することに
繋がると考えています。
離散数学の講義は、LIDL & Niederreiterの Finite Fieldsを使っています。
有限体の諸々の理解を深めて、直感的に扱えるように、聴講者がなれば良いなと
企んでいます。
それぞれ1回行ってみて、
雰囲気がつかめました。
始まるまでは緊張していたのですが、
なんとかなりそう。
来週は、もう1つ講義が増えます。
1年生向けの講義で、プログラム言語 Pascalの演習です。
千葉大学の数学・情報数理学科では、Pascalの習得が必修となっています。
前期で理論を。後期で実習を。
これがかなり大切でして、大学院試では、
Pascalで書かれたプログラムを読み解く問題が出題されます。
しかも、線形代数や集合論と同等の基礎科目として。
がんばっていきまっしょい。