完全符号の面白さを
改めて感じている今日この頃。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
完全符号というのは、何か?
符号(系列の集合)の分類の一つです。
定義よりも、例でみたほうが面白いと思うので、
ちょこっと挙げてみます。
・繰り返し符号 { 000, 111 }
この符号の要素に高々1ビット反転したものを列挙すると
000 → 000, 100, 010, 001
111 → 111, 011, 101, 110
となります。
全部で 000, 100, 010, 001, 111, 011, 101, 110 という
8通りの系列を得たわけです。
これって、0と1を3つ並べてできる系列全てが現れています。
不思議でしょ?
こんな感じで、ある種の系列全てが現れるものを完全符号と呼びます。
別のタイプだと、こんなのも。
・Levenshtein符号 {0000, 1001, 0110, 1111}
これからちょうど1つのシンボルを削除して得られるものを列挙すると
0000 → 000
1001 → 001, 101, 100
0110 → 110, 010, 110
1111 → 111
となります。
全部で 000, 100, 010, 001, 111, 011, 101, 110 という
8通りの系列を得たわけです。
これって、0と1を3つ並べてできる系列全てが現れています。
こういう綺麗な性質が出てくるのは
符号理論の魅力の一つだなって
思います。
さて、話は変わって。
御徒町をプラプラしていたら、
パンダに出くわしました。
馬にも。
同じ場所で。
御徒町、凄いね。
テンションが上がってきたので、
波瑠さん(女優、「あさが来た」のヒロイン)と顔交換しました。
どっちがヒロインでしょうか。
わかるかな?
疲れてきたので、
今日はこの辺で。
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大学院生募集中。
出願締め切りは7月7日。
http://www.s.chiba-u.ac.jp/Entrance/graduate/daigakuin_h29/index.html