第1~4回は
動画「Hamming & low density parity check codes」
の内容を学びます。
第4回の終わりに課題を出します。
指示に従い提出して下さい。
必要に応じて
「字幕」を利用したり、
「再生速度」を調整して、
内容を理解していきましょう。
以下、動画を理解する為のヒントを記載します。
第3回は
動画の
7:31~10:47
の理解を目指します。
■7:31~8:00
Robert G. Gallagerは人物名です。LDPC符号の発明者です。
doctoral thesis は 博士論文 という意味です。
■8:01~8:30
cellular network は 移動体通信ネットワーク という意味です。移動できる端末間で通信するための通信網を指します。ちなみに cellular phone と言うと 携帯電話 を指します。携帯電話は mobile phone とも呼ばれます。
data storage はデータ記録 という意味です。データストレージと表現することもあります。
■8:31~9:00
density の和訳は 密度 です。LDPC符号の D は density を表します。LDPC符号におけるdensity意味は、動画を参照して下さい。
LDPC符号の L は low を表します。上とあわせて、 LD は low-density の略です。逆は high density です。
■9:01~9:30
この動画の主テーマである LDPC符号は low-density parity-check 符号の略称です。
符号化して得られた系列の内、パリティビットではないビットをメッセージビットと呼びます。
Peter Elias は人物名です。複数の符号を連接するテクニックの発明者です。
■9:31~10:00
random は日本語で ランダム と訳されます。その意味は、不規則(=規則性が無い)です。
このタイミングで、LDPC符号のキーアイデアが
small overlapping randomly assigned parity check
であると明示されます。
ここまでの内容を把握できていれば、アイデアの意味が伝わると思います。もしもアイデアの意味が直感的につかめていなければ、動画をもう一度最初から視聴してみましょう。
特に、誤り訂正の簡略化との繋がりを意識しましょう。
■10:01~10:30
LDPC符号と同様に、ハミング符号をグラフで表現しています。
■10:31~10:47
vulnerable という表現が出てきていますが、これは符号理論特有の表現ではありません。専門用語ではなく、一般的な英単語として捉えて良いでしょう。