進化する符号理論:書籍:2016年9月9日発売

私が編者の書籍「進化する符号理論」(日本評論社)が発売となりました。

一般的な符号理論の書籍で触れられることのなかった話題が
ゴロゴロ掲載されています。

写真やイラストが多くて、
眺めているだけでも楽しい一冊です。

章立ては


はじめに
第1部 符号理論の基礎
第1章 音楽,文字や動画も数学◎萩原 学
第2章 巡回符号からBCH符号へ◎平岡裕章
第3章 BCH符号の復号◎平岡裕章
第4章 ユークリッド復号法◎萩原 学
第5章 通信路容量と通信路符号化定理◎和田山 正
第6章 確率推論による復号とLDPC符号◎内川浩典

第2部 符号理論と産業
第7章 CD-ROMの符号◎萩原 学
第8章 特許登録された符号:ターボ符号◎内川浩典
<コラム> The invention of turbo codes(ターボ符号の発明)◎Claude Berrou(クロード・ベロー)
第9章 標準化の動向──産業界の視点から◎牧 徳達
<コラム> 符号理論と私◎今井秀樹

第3部 符号理論の多様性
第10章 符号理論における確率的手法◎和田山 正
第11章 最尤推定復号の代数構造◎平岡裕章
第12章 噴水符号◎野崎隆之
第13章 ネットワーク符号化と一般化ランク距離◎松本隆太郎
第14章 量子誤り訂正符号◎萩原 学
<コラム> Development of Quantum Error Correction(量子誤り訂正の開発)◎Robert Calderbank(ロバート・カルダーバンク)
第15章 形式的な符号理論に向けて◎Reynald Affeldt(レイナルド・アフェルト)
第16章 置換符号◎萩原 学


ちなみに表紙(日本評論社さんの書籍紹介ページより)はこちら:
shinka
かっちょ良いでしょ。

気になる方は、公式ページ(こちら)をご覧ください。


誤り訂正符号のワークショップ 13

誤り訂正符号のワークショップ2013が開催されます。

招待講演2件、
特別講演6件
が企画されています。

符号理論の知識を身につけたい人、研究をしたい人は参加必須の集会。

主催は、【電子情報通信学会 情報理論とその応用サブソサイエティ】と【千葉大学大学院理学研究科 数学・情報数理学コース】
併催は、【電子情報通信学会 情報理論研究会】
共催は、【文部科学省 数学イノベーションユニット】

参加申し込み締め切りは
 8月23日(金)
です。

詳しくは【LINK】へ。


符号理論 ~デジタルコミュニケ―ションにおける数学~ 日本評論社、萩原学著

 

符号理論の教科書です。

数学科の大学生が、
モダン符号理論(21世紀の符号理論)を学べる本を作ろう、
という思いで書きあげました。

抽象代数、確率論、イプシロンデルタ論法、距離空間、アルゴリズムなど、
大学で学ぶ様々な数学が
現実社会にてどのように応用されているか、
理論面から解説しています。

 

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特徴

符号理論の数学的理論を、体系立ててまとめました。
特に、次の理論の詳細を一冊にまとめた唯一の書籍です。

・符号理論の基本定理である通信路符号化定理・逆定理の証明
・ハミング符号、リード・ソロモン符号といった古典的符号の理論。
 および、それらの符号化、復号法の理論・
・LDPC符号とその復号法といったモダン符号の理論。

数学専攻の学生にも、
モダン符号の基礎がわかる一冊です。
注:「モダン符号」…21世紀になって発展した符号理論

大学の教科書等に利用されています。

利用例
・九州大学 (講義名:2013年度 数理科学特論5)
・千葉大学 (講義名:2013年度 数理情報学特論Ⅰ)

他にも、大学のセミナー等でも使用いただいてます。

形式化研究の、参考文献として。

情報数理学に於いて、形式化と呼ばれる研究が注目されています。
通信路符号化定理・逆定理の形式化は、2012年に成功し、前者の成果は国際学会ITPにて発表されました。
ITPは、形式化研究において、世界最高峰の集会の1つです。

その形式化が遂行された際、本書の証明が参照されました。
それを受けて、形式化の研究の参考文献として、本書が利用されています。

購入方法

全国の書店、ネットショッピング(amazon等)などでお買い求め頂けます。

【LINK】amazonで検索
【LINK】出版社(日本評論社)のHP

正誤表

【LINK】正誤表
【LINK】9章LDPC符号の正誤表、教科書スタイル。