fabとビッグデータとホームセンター

今日現在の研究キーワード
 「fab(ふぁぶ)」「ビッグデータ」
をご存じ?

「fab」というのは
 個人レベルでなんでも、楽しくものづくりしちゃおう。
という意味。
パーソナルファブリケーションの略。

情報技術が革新的に進んだこと。
それを応用して、物理的なものづくりが簡単になったこと。

例えば、ワイドショーなどを騒がせている
 3Dプリンター
の利用。
花瓶、コップ、インテリアなど、自分で好きなものを自宅で作れちゃう。

「ビッグデータ」というのは
 少し前のスパコンでも手に負えなかったほどの大量のデータの処理を、
 最近のパソコン(場合により複数台)を使うことでデータ活用できてしまう、
 最新の計算方法とデータの組合せ。そして、実社会への活用。
という意味。

これまでは顧客データや天候データなどが大量すぎると、
手に余ってしまい、意味のないものにしかならなかった。
ところが最近は、そんなデータからも、顧客の癖とか
異常天候の予測なども掘りだせるようになりました。

ここまでは、現在の話。

僕の予測では、これらを利用したビッグビジネスが、
今後10~20年のビジネス界を賑わせる。

そして、僕の直観だと、これら二つが独立したものだけでなく、
組み合わせたものに大きな市場が産まれる気がする。

そこで注目したいのが、ホームセンター。
ホームセンターに売られている大量の品々。
どうやって活用すると実生活が豊かになるか、
fabとビッグデータの技術を組み合わせることで
革新的な利用方法が産まれるだろう。

つまり、
 個人個人が、好みに合ったインテリアを、自宅で「気軽に安価に製造」できる。

そういう社会がやってくるのでは。